Dr.BLOG山本院長ドクターブログ

インプラント周囲炎の新しい治療法

インプラントの骨に埋め込む部分(インプラントフィクスチャー)は、チタンでできていますので、むし歯になるということはありません。したがって、むし歯という点では安心ですが、歯科における2大疾患である、むし歯以上に歯を失う原因となる歯周病という観点からは、あんしんはできません。

歯周病は、歯と歯ぐきの間の、隙間の部分を中心におこる感染症で、歯ぐきがはれたりし、歯をつつみこむ、つまり、歯をささえる歯槽骨を破壊、溶かすようにはたらきます。そして最終的には、はれたりし、歯の根っこと接触する骨の表面積が小さくなり、歯に、ちからがかかった時にそのチカラをうけとめられず、歯がグラグラして抜けるということになります。

これとおなじようなことが、インプラントフィクスチャーのまわりでもおこる可能性があります。インプラントフィクスチャーのまわりの歯茎が腫れ、インプラントフィクスチャーを埋めこんだそのまわりの骨が細菌感染により、骨が破壊され溶けて、歯茎ががれ、その破壊され溶けることにより骨が下がり、それにくっつている歯茎も一緒にさがり、口のなかにインプラントフィクスチャーがむきだしにあらわれるということもありえます。インプラントフィクスチャーがむきだしににあらわれなくとも、歯茎の位置は、そのまま変化せず、歯槽骨だけ下がる場合もあちえます。

この場合歯周病とは呼ばずに、インプラント周囲炎とよびます。歯周病、歯周炎と、インプラント周囲炎は、名前はちがいますが、はれたりし、歯のまわりと、インプラントフィクスチャーのまわりでおきていることは同じで、手入れをおろそかにすれば、インプラントがぬけてしまう原因となり得ます。

このインプラント周囲炎の対象法として、いろいろな試みが過去になされました。

おおくのインプラント歯科医師がおこなうことは、インプラント周囲の歯石をとり、インプラントフィクスチャーの表面を歯周炎の治療と同じ方法を使って、また時には違った方法で、そのインプラントフィクスチャーのまわりについている細菌、細菌を含んだ物質を擦りとったりすることです。この方法では、インプラントフィクスチャーの表面に傷がついて

、一時的にはきれいになるけれども、時間が経つと、インプラントフィクスチャーの表面にキズがついているため、余計に汚れがつきやすくなる可能性がおきます。

それで、そういうようなキズをつけない方法が、数種類ありますが、さらにもう一つ、インプラントフィクスチャーにキズをつけずに、簡単によごれ、細菌を取り除く方法が研究されています。その一つがキャビテーションを使う方法です。

年末に昭和大学歯学部の歯科医師のグループにより発表された方法によると、

キャビテーションをつかうと効果的に汚れ、細菌を取り除くことができるということです。

キャビテーションとは、液体の流れの圧力の差によって、泡が発生したり、消滅したりすることで、その時の、チカラにより、研究によると180秒の噴射で、インプラントフィクスチャーの表面の87%の細菌を含んだ膜状の物質であるバイオフィルムがとりのぞかれたということです。

これには、特殊な薬液は必要なく普通の水でできるということで、簡単で、低価格でできます。

簡単な方法ではありますが、とても画期的で素晴らしい方法です。

ガイデッド サージェリー

ガイデッド サージェリー(guided surgery)とは

インプラントを骨の中に埋入するにあたり、どの場所にインプラント入れるかというのは、大変重要な問題です。

人間の目には、骨にドリルで穴をあけている最中に骨の中を直接見ることはできません。見れるのは骨の表面のインプラントを入れるために穴をあけている、その入り口だけです。ドリルの尖(さき)が、骨の中の、どこにきているか直接みることはできないということです。

厳しい症例においては、ドリルの尖端の部位で0.1~0.2ミリぐらいの誤差しか許されない場合もあります。人間の目、感覚では、0.5ミリが限界だと私は、思っています。

この0.1~0.2ミリぐらいの誤差しか許されない場合に役に立つのが、ガイデッド サージェリーです。

いかにして行うかと言うと、欠損していて、その欠損しているところにインプラントを入れたいわけですが、その部分を含めて、残っている歯も、全ての型をとります。

そしてその残っている歯にマウスピースのようなものをつくり、ピッタリとはまるようなものをつくります。(インプラント歯科医師は、これを、ステントとよんでいます。)このマウスピースのようなもの(ステント)の中にインプラントを入れたい方向、角度にあわせて、中空になっている金属のシリンダーを入れます。そして、そのシリンダーとマウスピース(ステント)をくっつけます。それでステントは完成で、実際のインプラント埋入のために骨に穴を開けるときにそのステントを残っている歯にピッタリと合わせて、その金属のシリンダーの中にドリルを入れて、骨に穴をあけてゆけば、入れたい位置、角度、方向にピッタリとあうようになります。

この際にいかにその方向を決めるかというのが、問題になります。

これは、歯科用CTや、インプラント埋入のための専用ソフトを使ったりして、きめることができます。

この、ガイデッド サージェリーの普及によって、今まで、インプラントを入れることが不可能といわれた方でも、インプラントの埋入が可能になる場合も多くあります。

現在は今の歯科界の技術では不可能ですが、将来的には、IoTの技術と歯科用CT、解析ソフトの進歩によって、ドリルで骨にあけている最中に、ドリルの先端がどこにきているか画像でリアルタイムでわかるようになればもっと安全確実にできるようになります。この時代がくるのも、そう遠くないと思っています。

インプラントとMRI

歯科インプラントを口の中に入れているとMRIの検査を受けることがでませんという病院が以前多く存在して、それが、まかり通っていた時期が、過去にありました。

これは明な誤りです。

現在では、ほとんどの医師、診療放射線技師、看護師の間にも、この、歯科インプラントをしているとMRIの検査がうけれないということが、誤りであることが理解していだだける時代となっています。

一時期、当やまもと歯科インプラントセンターにも、インプラントをしていると将来MRIの検査がうけれないのではないかという質問を多くうけました。最近では、そういう質問をされる患者さんもほとんどおられなくなりましたが、完全にゼロとなった訳ではなく、半年に1度ぐらい、この質問を受けます。

なぜ、歯科インプラントを口のなかに入れているとMRIがうけれないと誤解されたかは、詳細な経緯は、わかりません。

医療界に蔓延する、「疑わしきは罰する」という考えからきているのか?

もし、疑わしいのなら、これをうたがって、本当かどうか調べたり、研究してみるというのがあって、それでもなお、疑わしいのなら、その、良い点、悪い点を、比較して「疑わしきは罰する」というのであれば、患者さんにとって利益があることだとおもいますが。

歯科インプラントにかんしては、「疑わしい」と思って、研究した学者、歯科医師、医師も

おおくおられます。

その結果は、疑いは晴れ、MRIの検査をするに当たって、歯科インプラントは、なんの問題もないという結論が、アメリカを中心とする世界で常識となっています。

そして、日本では、それに遅れましたが、最近では、歯科インプラントをしているとMRI検査をうけれないという医療関係者はほとんどいなくなりました。

問題になった点は、

①金属の発熱の問題

②MRIの画像に歪みが出るのではないか

という問題でした。

①の金属の発熱に関しては、歯科インプラントの発熱は僅かであり、問題となるものではなかった。歯科インプラントではなく、通常の歯科治療で歯の根っこにセメントでくっつけられた金属の土台が、実験では、歯科インプラントよりも発熱が大きかったけれども、これも問題となるものではなかった、という結果でした。

②のMRIの画像のゆがみアーチファクトについては、脳内の画像にアーチファクトをあたえることはなかったが、条件の設定を、厳しくするとアーチファクトが入る可能性は否定はできない。しかし、その場合、撮影の条件をかえることにより解決可能だという結論がでました。

歯科インプラントではなく通常の歯科治療で行うブリッジなどの金属は、一般的に、かなりアーチファクトが出るという結果もでています。

ということで歯科インプラントをしているとMRIの検査をうけれないというのは、誤りです。

骨の厚み、高さがなくてインプラントが入れれない?

やまもと歯科インプラントセンターに来院される患者さんの特徴は、他の歯科医院で、「インプラントを埋入するための骨がない」と言われたり、その他いろんな理由でインプラントの埋入ができないと言われた患者さんがほとんどです。つまり、難症例ばかりです。

やまもと歯科インプラントセンターでは、「骨がない」と言われた患者さんでも、あらゆる方法を駆使して、ほとんどの患者さんに、今まで、骨移植、骨造成などの患者さんのカラダに大きな負担を強いる方法を用いずに、インプラントを埋入してきました。

そういう現状の中、比較的、簡単に、また安全に、この骨がないところに、骨を作る方法が、また一つ追加されれそうな勢いとなっています。

金沢大学医学系の整形外科学分野の教授の土屋弘行先生らのグループは、患者さんの脂肪の幹細胞を利用して、平面状の骨の細胞のシートを作るのに既に成功していますが、この技術と、金沢市の企業の澁谷工業が持つ技術で、医療分野で、再生医療の3Dプリンターの技術で、無菌的に立体的な組織を作る技術を持っているので、この二つの技術を使って、立体的な、骨が欠損している所、顎の骨がないと言われたところに、骨を作る技術をつくる技術を開発することに、金沢大学と澁谷工業が合意したとのことです。

現在はこの技術は、予備的な実験では、この二つの技術で、立体的な骨の元となる骨芽細胞(こつがさいぼう)の3次元的なものを作るのに成功しているとのことです。

実際に患者さんにつかえるようになるのには、もう少し時間がかかるとおもわれます。

そして私たち、歯科医院も、また患者さんも興味があることは、いったい、費用はどれだけかかるのかということです。

歯科インプラント治療は、ある特殊な場合をのぞいて、健康保険はきかないので、健康保険では、高くても、支払う費用の上限もありますが、健康保険がきかないというこよは、100%患者さんの負担で、上限もないということなので、歯科医師としては、患者さんが支払う費用をできるだけ抑えて、最小限にはしたいと思いますので、すごくきになります。 

低い費用で、この技術が、早期に利用可能になればと思っています。

日本のインプラント治療の歴史は世界の非常識だった

世界で 現在広く使われている歯科のインプラントの元祖は、1952年スウェーデンの整形外科医(歯科医師ではありませんでした。)ブローネマルクがチタンと骨がくっつくというのを偶然、発見したのが始まりでした。こうして、チタン性の人工歯根と骨が直接くっ付く歯科インプラントが発見・開発されました。

この発見以来、ブローネマルク医師が、いろんな研究、実験をして、実際の歯がない総義歯状態の患者さんの下顎に数本のインプラントをたて、その上に人工歯を取り付けました。

この初期段階の患者さんは、2010年以降の数年前に、歯科医院に呼ばれ、その状態が今、どうであるか確認され、世界のインプラントを行なっている歯科医師にその写真が紹介されました。そして50年以上経った、現在でも、埋入されたインプラントは、多少まわりの歯茎の状態は変化したものの、健全に機能しているのがわかりました。

当初のブローネマルクが開発した歯科インプラントも、段々と改良・改善され今では、元々の素材であるチタンはかわりませんが、そのチタンの表面を酸で処理したり、ミクロ単位の粒子をぶつけてチタンの表面をザラザラにして、より、まわりの骨にからみやすいくして、骨とチタン表面のくっ付く強さを強くしたり、様々な改良がなされてきました。

 

では、日本での歯科インプラントは?

日本最初の現代歯科インプラントは1978年に開発されたサファイアインプラントという歯科インプラントでした。そのインプラントの素材は、人工サファイアで金属ではありませんでした。金属でないということは、もちろん、チタンではもありませんでした。日本人の日本人による日本人のためのインプラントでした?

私が大学生のころ(1980年代)、私が行っていた九州歯科大学の病理学・口腔外科の研究者・大学院生は、このサファイアインプラントの研究をしていた人もいました。そして、授業では、インプラントについての公式な授業はありませんでしたが、時々その研究について語っておられました。

この歯科インプラントの講演会が日本全国で行われました。私もこのインプラントの講演会に歯科医師免許を取った後、直ぐに参加しました。

日本全国でこのサファイアインプラントが使用されました。

そして、その結果、歯科インプラントはとんでもない治療法だという評判が立ち、日本全国にインプラント治療は行なってはならない治療法だということになってしまいました。

この結論はどこからきているかというと、骨の中に入れたインプラントが骨の中で折れてしまうということが多発したり、(チタンなどの金属で、できているわけではなく、人工サファイアでできている為、折れやすかった)また、このサファイアインプラントは、前後の自分の歯を削ってつなげなければならなかったので、削った歯がむしばになったり、また、インプラントが直ぐグラグラになって使い物にならなくなるということも多発しました。それで、インプラントの悪い評判だけを残してこのインプラントは、歯科業界から消え去ってしまいました。

こうして日本の日本による日本人のためのインプラントは失敗に終わってしまいました。

そうして、このころ、ようやく世界標準のチタン製のインプラントが日本に紹介されました。この世界で、実績が確立しているインプラントが世界から遅れること30年で日本で使用されるようになり、ようやくインプラント治療法は、治療として確立されました。

しかし、最近まで、日本では、サファイアインプラントの悪評のため、インプラント自体を否定する歯科医師もまだ多く、60年以上の安心安全の歴史があるチタン製インプラントが、あの悪評のサファイアインプラントと同じだと間違えて考えておられる歯科医師(新しい情報が入っていない、まだ、サファイアインプラントの知識だけの歯科医師)もまだいるようで、ここに、日本のインプラント否定派歯科医師を生む原因となっています。

歯科医師はいかにしてインプラントの技術を身につけるか

最近の歯科大学・歯学部の授業ではインプラントについての授業が数時間おこなわれており、顎の模型を使ってインプラントを,その樹脂でできた模型に埋入する実習を行っているということですが、我々50歳代以上の(たぶん40歳代以上も)歯科医師は、インプラントについて大学教育では、ほとんど習っていません。

(大学教育でインプラントをならっても、もちろん、それでインプラントが埋入できるかというと、そういうことはなく、ただインプラントとは、どういうものかというのが理解できる程度のイントロダクション的な内容で、その授業の知識・技術で実際の患者さんにインプラントを埋入できるということでは、到底ありませんが。)

では我々の世代の、本格的にインプラント治療をおこなっている歯科医師がインプラントの技術をいかにして身につけるかというと

①インプラントの講演会・講習会に何十時間か参加して基本的なインプラントの理論、コンセプト,術式について学ぶ

②ただの知識だけでは、手が動かないし、実際の器具・機械・材料を使う上で、いろんな問題が生じると思われるので、まずは、模型と、実際使う道具・器具を用いて実習に樹脂模型にインプラントを埋入する。これを何十回かおこなう。

③インプラントの埋入の、ビデオをみる

④自分のインプラントの師を決めて、その先生のインプラントの埋入の手術を、なんども見せてもらい、アシスタントとして、参加する。

⑤以上のことで、多分、何百時間か費やしているとおもいますが、その次に初めて、実際の患者さんにインプラントを入れるということになります。この最初の患者さんは、私の場合は、家族です。家族にできないものが、実際の通常診療の中の患者さんにできるわけがありません。

このようにして、インプラントを日々の診療に組み込めるようになります。

また、実際の人体を使ったカダバートレーニングもあります。死んだ後、からだを献体(海外では、医学、歯学の発展のための献体ではなく、生きている時に報酬を受けている場合もあると聞いています。)された方の顎、口、口の隣接部位で、トレーニングや実習をおこなうという教育コースがあります。ハワイ、アメリカ本土、香港、タイなど、最近では、台湾にも、カダバートレーニングを行うよう、事務所も開設されたと聞いています。

時々、マスコミで問題になっている、1回の講習会で、インプラント治療ができるようになるという事は、決っしてありません。

インプラント、寝たきりになったら

過去に、寝たきりになったら自分でインプラントの手入れができなくなり大変なことになるという、まことしやかな話がありました。

この事は、事実に反することで、インプラントに対する知識がない歯科医師、その他の医療職の人の間で言われていたこです。

よくよく考えてみると、寝たきりになたら、自分の歯(天然歯、12歳頃にすべての乳歯が永久歯におきかわり、それ以降、その天然の永久歯で食べたりなどの生活をおくってきたその歯)が残っていたら、大変なことになるとと言っているのと同じだと思います。

自分の歯(天然歯)は、寝たきりになって自分で磨けなくなると、むし歯になりボロボロになります。むし歯で歯の神経が感染して、歯の根っこのさきまで感染して、そして、その根っこの尖端のまわりの歯槽骨まで感染したりします。これは、重大な健康トラブルに発展します。なので、寝たきりになった場合のことを考えて若いうちに歯を抜いておくのがいいなんていうこよは、だれも言いません。それどころか日本歯科医師会では、8020運動という(80歳で20本の歯を残そう)まったく逆のことを推奨して歳をとっても多くのの歯を残そうという運動をしてきました。もし、若いうちに将来のトラブルにそなえて、歯を抜いて起きましょうというのなら、その理屈は本末転倒となってしまい、歯がないことにより、おおくの健康な問題がでてくることでしょう。

ただし、現在では、歯科訪問診療などにより、 寝たきりになっても、歯科治療や口腔ケアなどにより、こう言う深刻なむし歯の状態になるのを避けることができます。

では、インプラントではどうか?インプラントは、チタンの金属でできていますので虫歯なることはありません。

従って、自分の歯(天然歯)のような虫歯による深刻なトラブルは避けることができます。

歯周病の場合はどうなるか?自分で歯が磨けなくなると歯周病になり、歯がグラグラになり最後には、歯が抜けるというのが歯周病の典型ですが、インプラントの場合、構造が2ピース、つまり、歯槽骨に入っているインプラントの部分と、人工歯の部分は、通常は、スクリューで取り外すことができるので、問題が起きそうになれば、その人工歯の部分(上部構造)だけを取り外し、骨に埋まったインプラントは歯茎の高さより下の部分でフタをしてしまえば、解決できます。

噛み合わせの問題についても、上部構造だけを取り外せば解決できることです。

天然歯なら、歯が悪くなることについては、問題視せずに、対処可能な、インプラントをしている場合のリスクを問題視するのはやはり、インプラントに対する理解不足から来ているものだと思われますので、インプラントに対する正しい理解の普及に努めたいとおもいます

インプラントを入れるのが怖い方の解決法

インプラントを埋入するのが、怖い、恐ろしいと言われる方は多くおられます。

インプラントを入れなければならない状況になっておられる方のほとんどは、歯を抜いたからインプラントを入れなければならない方です。

歯を抜くときは、歯が悪くなったため歯を抜きます。

その歯は悪い歯ですので感染して、その歯の周りの歯茎、歯槽骨は、感染、炎症が起きています。炎症が起きて入れば、麻酔が効くにくい状態です。

炎症が起きるとそこは、酸性の状態になっており、局所麻酔の麻酔液は、酸性の状態のところには効きにくくなります。

その為、炎症が急性期にある時は、麻酔はかなり効きにくくなりますので、ある程度急性化が収まるまで抗生物質で抑えたあとに抜歯したりします。

それとは、逆に、インプラントを埋入する時は、歯が無い、つまり感染していない、炎症が無いところに埋入することが、ほとんどですので、よく麻酔が効きます。

したがって、インプラント埋入するときは、よく麻酔が効いている状態ということがほとんどです。

しかしながら、骨をわずかでありますが削るといのは事実ですので、そのことがどうしても怖いと言われる方には、鎮静法とうものがあります。

カラダをリラックスさせる薬やガスを、体内にいれて、少しぼーっと した状態で、インプラントの埋入を行います。

やまもと歯科医院では、笑気ガス、ドルミカム、ソラナックスなどの薬剤を使用しています。

これらの鎮静法は、意識がなくなることはありません。

インプラントを入れている最中も、会話をするこは可能です。

30パーセント笑気単独の場合は、ガスを吸うのをやめると短時間で、元の状態にもどるので例外ですが、それ以外のドルミカム、ソラナックスを使用した場合は、インプラントの、埋入の後、車でご自身で、運転して帰ることはできませんので、付き添いの方、やタクシーで帰っていただくことが必要になります。

それが、大きな欠点です。

当院でインプラント埋入の時に一番多く行う方法は、笑気ガスとドルミカムの併用で鎮静する方法です。

この方法は、元々は、私が卒業した九州歯科大学で研究されていた方法で少量のドルミカムと笑気を使って行われていた方法で、その後九州の開業歯科医師が発展させた安全で、確実な鎮静法で私のお気に入りの鎮静法です。

歯科界におけるインプラントブーム

10数年前に、歯科医療業界にインプラントブームがおきました。

毎週日曜日になると、いろんなところでインプラントの導入講習会が開かれ、多くの歯科医師が参加していました。

日本には、多くの種類のインプラントメーカー・販売会社があるため、また新たに参入してくる会社もあり、日曜日の同じ日にも、インプラントの導入講習会があり、隣の会場では、違うインプラント会社の講演会が行われるということも、珍しくなかった状況でした。私も、名古屋でインプラントの講演会に参加した時、隣のホールで違うインプラントメーカーのインプラント導入セミナーが行われているのを見て、おどろいたことがあります。

当時、1回だけインプラント導入セミナーに参加した後、実際に患者さんにインプラント治療をおこなう歯科医師が現れ、問題にもなりました。

だれにでも、どんな現在ゴッドハンドを持っているインプラント歯科治療医にも最初というものは存在しますので、最初を否定しているわけではありませんけれど、最初のインプラントの症例は、過剰とも言えるほどの、準備と勉強をして行って欲しいです。そして、最初の症例は、家族などに行うべきです。家族にできないものが、一般の患者さにできるわけがないからです。

いずれにしろ、インプラント治療はそんなに簡単にできる治療ではありませんので、我々のような、古くからインプラント治療を行っている歯科医師にとっては、とても心配な状況となっていました。

週刊誌を主体としたメディアで、多く取り上げられるようになっていました。

そんな中、いろんな問題が起きNHKをはじめとしたメディアにおける、大々的なインプラントバッシングが起き、インプラント治療を受ければ、残っている自分の天然歯なども失わずにすんだ人まで、インプラント治療をしなくなり患者さんの利益をおおいに害したときもありました。

現在は、冷静な時代となり、インプラント治療を受ける意思のある方がインプラント治療を受ける傾向にあります。

 

インプラントの治療費

インプラントの治療費は、高額になると言われていますが、適正な価格とはどれぐらいなのでしょうか?っと思われている方もおおくおられるようです。私の感覚では、埋入で25万円(消費税別)で、人工歯で、白い金属補強型セラミックで10万円(消費税別)です。

格安インプラント治療を特徴とする、売りとするインプラント歯科医院も、一時期、とても話題になりました。

また、高額になればなるほど、いいインプラント治療がうけられるのでしょうか?これも、多くの方が知りたいことだとおもいます。

まずは、格安インプラントについて

大都市では、一世を風靡した、格安インプラントの歯科医院は、最近はすっかり減りました。自然淘汰された場合がおおいようです。

色々なトラブルが発生(インプラント治療や、治療に関係ないことでのトラブルも含んでいます)して、医院の存続ができなくなった場合もあります。

これは、常識で考えると当然といえば当然のことですが。数年前に眼科における視力回復手術の格安レーシックが、テレビニュースのトップ項目になるぐらいの大問題になりました。その際問題になったのは、眼科医院の、格安にしたその費用をどこで帳尻をあわせるかが問題になりました。それは、手術に使用する器具などの不充分な消毒、滅菌という形で行われました。おおくの方が、さらなる視力の低下という大問題となりました。

では、インプラントの治療費が高ければそれれが、質の高いインプラント治療が受けられる保証になるのかと言うとそうでもありません。インプラント治療の歯科医師が、自分のインプラント治療が、ものすごくレベルが高いと思ってインプラントの治療費を高く設定している場合もあります。しかしながら、そのレベルは、客観的に見てそうレベルが高くないことも多くあります。また、インプラント埋入に伴い付属的な処置手術のために高額になる場合もあります。これは、インプラント治療の歯科医師の知識・技量によりその付属的な処置手術の必要がない場合も多々あるからです。

概して、インプラント治療が素晴らしい歯科医師の医院におけるインプラント治療は、費用が、高すぎもせず、低過ぎもせず、適正な価格、治療費の設定になっていることがおおいようです。

インプラントとCT

ビートルズの成功の裏で、その所属会社のEMIが巨額の資金を得て開発に弾みをかけた商業用CT,イギリスのハウンズフィールドが商業的に、利用可能な、CTの開発に成功して以来、医療業界に革命をおこしました。

歯科界でも、歯科用にかんがえられたCTの開発に巨額の資金を投入して、最近ようやく、その成果を享受することができるようになりました。

歯科医院に3次元の顎、歯、骨、歯肉、などの情報がわかる歯科用CTの普及が本格的に始まって、もう10年ぐらいになります。

この歯科用CTは、従来の大病院にあるCTと比べ、レントゲン量が、けた外れに少なく、画像のひずみが画面の端の部分でもほとんどなく、画面の中の画像を測れば、実際の正確な長さ距離が測れるようになりました。

従って、インプラント治療のときに必要な、インプラントの長さ、を決める為、骨の厚み 長さがどれだけあるか確実にわかるようになりました。

これは、インプラント治療においては、画期的な事で、それ以前は、インプラント治療自体が、骨の厚み、長さがギリギリの場合、画像のひずみ、誤差をかんがえると、不可能と思われていた患者さんでも、可能な場合が多くなりました。

実際はやまもと歯科医院でも、歯科用CTを導入する前は、インプラントができないとお断りしていた場合でも、ほとんどの患者さんにおいて、インプラント治療が 自信を持って、可能だという場合がわかり、多く患者さん方に喜んでいただけるようになりました。

歯科用CTは、インプラント治療以外に、顎や顔面の腫瘍、のう胞、骨の中に埋まった歯、埋伏歯、過剰歯、親知らず、その他の異常の診断にも有効であり、より安全で正確な治療を可能にしました。

この歯科用CTの進歩は、ハードウエアーだけではなく、

この歯科用CTのパソコン上でのソフトウエアーも進化してきていて、歯科医師にとって、より簡単に、視覚的に、理解できるようになり、ますます便利になってきています。

インプラント治療期間

インプラントを入れた(骨の中に埋めこんだ後)どのぐらいの期間で、型をとって人工歯をつけれるようになるかは、 色々な要素があります。
骨の厚み、骨の上下的な高さ,骨の質、骨の硬さ、使用するインプラントの種類、解剖的な制約((上顎洞までの距離、下歯槽管、下歯槽神経、下歯槽動脈までの距離、全身の健康状態などを、色々な要素があります。

インプラントを種類による違いについてはどうでしょうか?
インプラントは チタンでできているので、すべてのインプラントは同じではないかと思っておられる方も 、多くいるのではないかと思いますが、それは全然ちがいます。
インプラントの種類、インプラントメーカーのブランドにより、かなり違いがでてきます。
インプラントはチタンでできているとは言いますが、100%の純チタンということはありません。
100%の純チタンは強度面で問題がりますので、わずかに、強度を上げるための、物質が、含まれています。
このわずかな物質によっても、違いが出てきます。
また、チタンの表面の処理方法に、よっても全然かわってきます。現在も各インプラントメーカーは、どんな表面性状が、いいか 、よりよいものを求めて研究に一生懸命です。インプラントの表面の処理には、大きく分けて2種類あります。
ハイドロキシアパタイトでコーティングされているものと、ハイドロキシアパタイトでコーティングされてないものです。天然の歯は、基本的に主成分はハイドロキシアパタイトです。したがって、インプラントの表面がハイドロキシアパタイトでコーティングされていると、骨のくっつきが、極めて早く、また、強固にくっつきます。
この場合、ハイドロキシアパタイトでコーティングする技術は高度な、技術と費用がかかりますので、メーカーによる良し悪しの差が非常に影響されるということです。素晴らしい技術を持っている(特許を持っている)メーカーのものは、インプラントの治療成績も飛び抜けていいですが、悪いものは、極めて悪いです。どのインプラントを使用するかは、インプラントをする歯科医師がどれだけ、インプラントの材質、過去のメーカーごとの治療成績、そして歯科論文を理解する能力がどれだけあるかに影響されます。
また、最近では、チタンの表面の酸化という問題もあり、インプラント工場でできた後、表面が、新鮮なうちに使用するといい結果がでるといことが研究でわかっています。
当院では、歯医者になって30年近くなる山本鉄也が、その間、色々なインプラントの講演会に参加して、日本で販売されているインプラントの種類のほとんどの勉強をしまし、その数多くのインプラントな中から、患者さんに一番合っている、インプラントを使用しています。

インプラントのメンテナンス

 インプラントを埋入して、人工歯をつけて、噛める状態になったら、それで、インプラント治療は終わりで、後は一生歯科医院に来なくてもいいということは、ありません。

インプラント治療をしなければならなくなったということは、何らかの理由で歯を抜いて、そのためインプラントを埋入した訳ですから、その歯を抜かなくてはならくなった原因を、取り除かなくてはなりません。

多くの場合は、むし歯、歯周病、噛み合わせ、が原因です。

むし歯に関しは、インプラントはチタンでできてますし、人工歯も金属やセラミックでできてますので、チタンがむし歯になることは、ありませんので、むし歯については、インプラントに関しては心配する必要は、ありません。ただし、インプラントの歯のまわりの自分の歯は、むし歯になるかもしれませんので、むし歯にならないように丁寧に磨くことは、必要です。

歯周病に関しては、インプラントをした後も、歯周病になる可能性があるため、しっかり磨くことがたいせつです。この場合、歯周病とよばずに、インプラント周囲炎と呼んでいます。インプラントのまわりにも、歯周病原因菌は付着します。歯周病で歯を失なった方は、歯周病原因菌を持っておられて歯周病になりやすい方ですので、インプラント治療後も、気をつけなければなりません。

噛み合わせで、歯を失った方は、多くの場合、ご自身が、噛み合わせで歯を失ったことに気づいていません。ほどんどの方は、むし歯で歯をなくしたと思っておられます。噛み合わせで歯を失うというのは、食事のときの噛み合わせが強い、寝ている時に上の顎の歯と下の顎の歯が 異常に強い力で接触してしまうことからきています。歯ぎしりやくいしばりもその一部です。

噛み合わせ単独の場合もありますし、噛み合わせとむし歯が重なって歯が悪くなる場合もありますし、噛み合わせと歯周病が重なって歯が悪くなる場合もあります。

噛み合わせの強さ、歯ぎしりなどは、インプラント治療後も変わることはありませんので、注意が必要です。また、歯の位置は、時間の経過とともに次第に変化する(普通はインプラントの人工歯が強く当たるようになってきます)ので、時々調整が必要です。

 

抜歯即時インプラント

抜歯即時インプラントとは、抜歯したあと、それに続いてすぐに、インプラントを埋入する方法です。

この抜歯即時即時インプラント治療は今では富山県でも、よくおこなわれていますが、

この方法を富山県にはじめて、私が紹介した時、色々なインプラント治療をする歯科医師からは、非難轟轟でした。

歯を抜かなければならない状態ということは、ほとんどの場合、その歯、まわりの歯周組織(歯肉、歯槽骨)が感染してるのに、どうしてすぐにインプラントを埋入できるのかという批判をよくうけました。

感染している歯肉、歯槽骨の感染している部分を注意深くきれいにして、基本原則をまもれは、どの歯科医師でもできるとうのを、一生懸命説明しました。また、石川県金沢市でも、抜歯即時インプラントについて発表しましたが、同様で、そんなはずがない、できるわけがないという 反応がおおかったです。

しばらくして、多くのインプラント治療をする歯科医師が原則をまもって、自分でこの方法でやってみたらしく、そして、その結果、素晴らしい結果が得られ、この方法が最近では、認知され、広くおこなわれるようになりました。

ごく一部のインプラント治療をする歯科医師が、このインプラント治療の基本原則を、守らず抜歯即時インプラント治療をおこなったようで、当然のことながら失敗におわったようです。それで、今でも、こんな方法でできるはずがない、といっておられるようです。

どんな事をするにあったても、基本、原則は大切です。基本、原則がまちがっていれば、歯科治療では、かならずうまくいきません。

私は歯科治療、インプラント治療をおこなうにあたって、この基本、原則を大切にしています。

私が、共に、歯科技工の仕事をおこなっているパートナーとも言うべき歯科技工士にも、よく、素振りを大切にしてくださいと、よくいっています。

これからも、基本を大切にして、歯科治療、インプラント治療ををおこなっていこうと思います。

 

当院での最近のインプラント治療

当院での最近のインプラント治療は、10年前と比べて随分とかわりました。

一番変わった点と言えば、インプラント希望の来院患者さんのほとんどが、難症例患者さんになったということです。

最近では、インプラント治療をおこなっている歯科医院も以前と比べれば、多くなり、当歯科医院でのインプラント治療希望患者さんのほとんどは、もともと行っておられた歯科医院からの紹介患者さんか、または、行っておられた歯科医院で患者さんの顎の骨の状態が悪くてインプラントができないと言われたため、当院に来院された方です。

したがって、難しいインプラント治療ばかりとなっていいます。

 

上顎の奥歯のインプラント治療は多くの方は、鼻の横に上顎洞という空洞があるため、骨のたかさが足りず、その骨の高さを作るために特殊な方法が必要になります。

我々、インプラント治療を行っている歯科医師は、この骨の高さを増やす方法を、サイナスリフト、ソケットリフトと呼んでいます。

例えば11ミリの骨の高さがある時に10ミリのインプラントを入れることは簡単にできますが、10ミリの骨の高さの所に10ミリのインプラントをいれるのは、少し工夫がいります。骨のたかさ10ミリ、インプラントの長さが10ミリだと 長さが同じためインプラントの先端が骨からわずかにはみ出てしまいます。でも、この場合10ミリと10ミリでおなじながさのために比較的に簡単に解決することができます。

では、骨の高さが2ミリの時に10ミリのインプラントをいれるのはどうでしょうか?2ミリの高さの骨の中に、それよりも長い10ミリのインプラントをいれることは、3次元的に考えて、無理です。

ですので、この場合骨からはみ出るところを、人工骨か自分の骨を顎の骨の他の部位から切って持ってくる自家骨移植をするしかなくなります。

自家骨移植は、骨を自分のからだの一部から切り取る、つまり採取するということは、大変なことで、採取後2週間は痛みと腫れで、すごいことになってしまいますので、最近では、人工骨を使うのが主流となっています。

この、人工骨、自家骨で空洞を埋める方法を、サイナスリフトとよんでいます。

このサイナスリフトを日常的に行っている歯科医院は極めて少なく、そのために、当歯科医院に紹介される場合があります。

当歯科医院では、ピエゾサージェリーといわれる方法を使い、痛みと腫れを最小限に押さる方法を採用しているため、ほぼ、通常のインプラント埋入とほぼ同じ侵襲でできるため、好成績を得ています。

 

 

 

インプラントの種類はどうして決められるか?

富山県口腔インプラント研究会主催の講演会が8月20日に富山県歯科医師会館で開催されました。

山口県の防府市で開業されている、しまだ歯科医院の島田先生に講演をしていただきました。

メインは日本を代表する京セラ製のインプラントによるインプラント治療で、最近、京セラが開発して、発売されたインプラントで、いままでのインプラントより、骨へのくいこみが強く 、初期段階での固定のチカラがすぐれているということです。

やまもと歯科医院であつかっているインプラントは、アメリカのジンマー社スプラインインプラント、ストローマンインプラント、ノーベルバイオケア社のブローネマルクシステム、そして、京セラ製インプラントなどです。その他のインプラントもあつかっています。

では、いかにして、患者さんに使用するインプラントの種類をきめるか?

それは、個々の患者さんの、顎の骨の状態、骨の硬さ、残っている顎の骨の厚み、高さ、幅、骨の弾力性、神経、血管までの距離、上顎洞の大きさ、上顎洞粘膜の厚み、全身的な状態などにより決定されます。このほかにも無数のインプラントの種類を決める要素があります。

色々なメーカーから発売されるインプラントには、それぞれ、の特徴、長所や短所がありますので、ひとつのメーカーのインプラントですべての患者さんのインプラント治療ができるわけではありません。

それぞれのインプラントメーカーはそのインプラントだけで、すべてのインプラント治療ができるようなことをいいますが、実際につかってみると、それぞれのインプラントをよく吟味して、使った方が、成功率が高くなるというこちは、明らかです。

したがって、やまもと歯科医院では、すべての患者さんに対応できるように、つまり患者さんそれぞれにあったインプラントを使用できるようにインプラント治療をおこなっております。

ですので、この京セラ製のインプラントも、日本で開発されたインプラントだけあって、もともと白人を措定して、開発されたインプラントとちがい、骨の特性を日本人、アジア人を想定して、開発されたインプラントだけあって、我々日本人にとって、かなり有利なインプラントです。

やまもと歯科医院でもおおくの患者んに使用されており、素晴らしいインプラントのひとつです。

天然歯と変わらない力で噛むことのできるインプラントはお勧めできる治療です

富山県の高岡市には、何らかの事情で天然歯を失ってしまった人がいます。そのような人は治療の選択肢として入れ歯やブリッジ、そしてインプラントについて考えることでしょう。この3つの治療法にはそれぞれのメリットが存在しますが、やはりお勧めはインプラントです。この治療の大きな魅力は2つです。1つは強い噛む力を持てること、そしてもう1つは見栄えの良い天然歯のような外観です。
この治療はフィクスチャーと呼ばれるチタン製の人工歯根を顎骨に打ち込み、その上に人工歯を取り付けるというものです。入れ歯やブリッジには歯根がなく、そのため使用される人工歯では力強く噛むことができません。しかしフィクスチャーが使用される治療では、それが顎骨にしっかりと固定されているために、天然歯と変わらない噛む力を発揮することができるのです。加えてチタンはアレルギーが起きにくい素材であるために、この点でも安心できます。
この治療において使用される人工歯にはセラミックが用いられます。セラミックは天然歯に近い色をしているために、美しい外観をキープすることができるのです。このセラミックによる人工歯は価格が高額ですが、最近ではプラスチックを混合させた素材なども開発されているために、そのようなものを用いれば治療費を抑えることができます。富山県の高岡市には豊富な知識を得ている歯医者がたくさん存在しますので、人工歯の素材や価格、そして耐久性などについて尋ねることができます。

インプラントに使われる、金属のアレルギーについて

インプラント治療においては、前歯など目立つ部分には自然な歯と遜色ない色合いの歯を制作して入れることが基本ですが、目立ちにくい奥歯にはゴールドや銀などの金属で作られた歯を入れる場合もあります。また、歯の表面は白いセラミックを使用していたとしても、土台の部分に金属を使用する「メタルボンド」という素材を使った治療を行うこともあり、富山県高岡市の歯医者でもごく一般的な治療法として日々金属を使用した治療に取り組まれています。一般的に金属を使用することが無いと考えられがちなインプラント治療ですが、金属を使用することのメリットも残されていることから、今日でも当たり前のように金属を用いた入れ歯治療が盛んとなっているわけです。

そこで注意しておきたいのが金属アレルギーの存在です。使用した金属が口の中でアレルギー反応を引き起こすと、口内炎など口腔内のトラブルとなった問題が表面化するほか、溶け出した金属が体内に流れて蓄積されることによって、全身に湿疹などの症状が現れることがあります。このような問題を根本的に解決するためには、せっかく入れた歯を取り外す処置を行い、金属を使用しない歯に入れ替えるといった治療を受けなければなりません。富山県高岡市の歯医者では、こういった問題を事前に防ぐために、金属を使用しないメタルフリーの治療を希望することができます。既に金属アレルギーを持っているという方や、将来的なリスクを取り払いたいという方は、金属を使用しない治療法を選択すると良いでしょう。

インプラントは本数によってかかる時間が変わってきます

富山の高岡ではインプラントができるいい歯科医院がかなりあって、その治療の結果もとてもいいものになっています。
インプラントの手術にかかる時間ですが、手術をする本数によってかかる時間が変わってきます。
富山は高岡の歯科医院では、手術に1回法と2回法の2種類があって、1回法は歯茎を切開するのを1回ですませる方法です。インプラントのヘッド部分を歯茎から出した状態で埋め込むので、2回目の歯茎の切開が必要なくなるのです。インプラントを埋め込んで、すぐに歯をつけるような場合にはこの方法が用いられます。この1回法では1本あたり15分から20分かかります。2本〜3本になると25分〜45分かかります。4本〜6本だと45分〜80分かかります。そして、7本〜10本の場合は90分〜120分かかります。
2回法は一度切開して顎の骨にインプラントの土台をくっつけて、一度閉じます。それで骨とインプラントの土台がくっつくまで3ヶ月〜4ヶ月待ちます。それからもう一度歯茎を切開して、インプラントの土台にはの土台を接合して歯をつける方法をいいます。
この場合1回目の手術には1本あたり10分〜15分かかります。そして、2回目のインプラントに土台をつける手術に5分〜10分かかります。1回目の手術時間は1回法とほぼ同じくらいの時間がかかります。そして、2回目の手術は2本〜3本で15分〜20分かかりますから、1回目の手術よりも短い時間で手術ができます。

インプラント治療の二回法の特徴

富山県高岡市の歯医者で受けられるインプラント治療には、一回法と二回法という二つの治療法があります。二回法は、簡単に言えば手術を二回に分けて行う治療法です。手術の回数が増えることから体に負担がかかること、通院する手間がかかること、そして一度目の手術から二度目の手術までに3~6ヶ月ほど間を空けなくてはならず、治療完了までに時間がかかることがデメリットとなります。その代わりに長い準備期間を設けられるため感染症を患うリスクを減らすことができるほか、一回法では手術が難しいような症例に対しても対応できることが特徴であり、二回法を選択するメリットとなっています。また、オーバーデンチャーに対応できることも二回法ならではのメリットです。

二回法による一回目の治療では、歯肉を切開してドリルで穴を空け、インプラントの土台を埋め込んで再び縫合するといった内容の治療を施します。その後3~6ヶ月ほどそのままの状態をキープし、土台と骨が確実に結合したタイミングを見計らってから二回目の手術に臨むことになります。二回目の手術では再び患部の歯肉を切開し、土台を露出させてアバットメントと呼ばれるパーツを取り付け、その上にクラウン、つまり人口の歯を被せて仕上げていきます。一回法と二回法にはそれぞれメリットがあるため、どちらを選択するかは富山県高岡市の歯医者で主治医と事前にじっくり話し合いの機会を持ち、時間をかけて結論を導き出しましょう。