Dr.BLOG山本院長ドクターブログ

団塊の世代とインプラント

 インプラント世代は存在するか?

 

団塊の世代は、昭和22~24年に生まれた人で、第一次ベビーブームと言われた時期です。

 

この歯科インプラントと団塊の世代の関係はというと

 

現在の団塊の世代年齢は、70歳過ぎということになります。

今から15年前、この団塊の世代が50歳代の後半になったころ、この人の数が多い団塊の世代の人たちが、60歳になって定年をむかえると、歯科インプラント治療の需要が爆発的に増えるのではないかと言われていた時期がありました。

 

団塊の世代の方々は、歯科の衛生状況の環境が影響して、若い人たちと比べると、歯がよくない、つまり、歯が欠損している方が多いと言われていて、また、新たな価値観を持っている世代、具体的には、自分の人生を楽しもうという世代と考えられていました。

そのため、歯科インプラント治療を受ける人が多いと予想されていました。

また、会社からでも、ある程度の退職金を受け取ることができて、年金も、若い人たちとくらべれば、ある程度の額が受給できる世代と考えられていました。

 

それで、歯科インプラント業界では、その需要に対応する為、準備をしてきました。

この歯科インプラント治療が、爆発的に拡大するであろうと予想して、準備するのは、各々のインプラント歯医者ではなく、主に各、歯科インプラントメーカーです。

一般のインプラント歯医者は、そのうち歯科インプラントの需要が増えるのかぐらいの感覚しかなかったと思います。

 

そして、その結果起こったことは、なんと予想とは真逆の、それまでの歯科インプラントブームは、終焉して、歯科インプラント冬の時代でした。

医療経済、そして歯科医療経済もひとつの学問の分野になっていますが、予想がはずれたかたちになりました。

 

この理由は、歯科インプラントにするか、入れ歯にするか、ブリッジにするかの選択は、健康観、生き方、価値観に関する考えは、団塊の世代も、それ以前の世代も大きくは変化していないということにもあるとおもいます。

 

世代により徐々に変化はあるけれど、急に変わるものではないということだと思います。

つまり、インプラント世代は存在しないというこになります。

 

今度、歯科医療経済、そして、医療経済で問題になっているのは、この団塊の世代の人たちが、後期高齢者になる時期です。

 

後期高齢者になれば、急激に医療費が高くなります。今回は、歯科インプラントを選択するか入れ歯を選択するかというという価値観の問題というものではなく、選択肢があまりないもので、癌や脳血管障害、心疾患などの病気の治療費が急激に増加する、そうなる予想というよりも、ほぼ確定しているものとなっています。

 

団塊の世代が、医療費など社会に与える影響は、大きいです。

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