Dr.BLOG山本院長ドクターブログ

歯科インプラントメーカー

インプラントメーカー

 

インプラントメーカーまたはインプラントの輸入代理店は、いかにして自分の会社のインプラントを歯医者に使ってもらうかを一生懸命考えています。そしてその努力は、歯医者の行う努力と較べると比にならないぐらい凄まじいものです。

 

そのインプラントを売る戦略はさまざまです。

正攻法でインプラントを売る会社もあります。正攻法とは、その会社のインプラントの性能、つまりインプラントと骨の接着の良さ、10年後のインプラントの生存率、操作性(あまり複雑ではなく操作しやすいもの、複雑になる程エラーが出やすいため)、人工歯の選択が幅広くできるものなどです。

 

正攻法でないインプラント会社もあります。インプラントに必要な機材を手取り足取りして教えて調達までしてくれる会社、格安のインプラントの価格を売りにする会社、インプラント導入セミナーを頻繁に開催する会社などです。

 

一時期、格安インプラントを売りにする会社が、頑張っていた時期がありました。従来の日本の歯医者に売られていたインプラントの価格と比べるととすごく安かったです。私の知り合いの歯医者の中でも、飛びついた人もいました。

 

最近、日本の歯科大学、大学歯学部では、歯科インプラントの模型を使った埋入実習が行われているそうです。この歯科インプラントの埋入実習に、どのインプラントメーカーのインプラントが採用されるかということが大きな意味を持ちます。将来歯医者になってインプラント治療を行う際に、採用するインプラントを決める時、まず選択肢にあがるのは、最初に出会って馴染みのあるインプラントとなる確率が高いからです。赤字を出してでも採用してもらうためならば納得できます。(実際に赤字を出しているかは知りませんが)。

 

インプラントメーカーの中には、いろいろな積極的な戦略を立てる会社もあります。この会社は外資系のインプラントメーカーです。一時期、日本で一番勢いがあった会社です。ここのインプラント会社の営業マンは、2~4年ごとにかわります。なぜかわるかといえば、販売成績が悪いと、次の年に違う営業マンにかわるようです。

ただ、このインプラント会社の給料はかなり高いという噂です。

以前は、コンタクトレンズの営業マンをしていて、それからこの歯科インプラントの営業マンになって、また、コンタクトレンズ業界に戻った人もいます。

歯科インプラントの営業は、コンタクトレンズの営業より厳しいという噂が広がりました。

 

インプラントを歯医者に売る業界は、歯医者の世界では考えられないような厳しさのようです。

 

結論、インプラント治療を始めたばかり、又はインプラント治療をあまり中心にしていない歯医者は、インプラント会社の営業戦略に影響を受けやすい傾向にあるようです。

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