歯を失ってしまった方、
またはインプラントと入れ歯と
ブリッジで悩んでいる方へ

歯周病で歯がなくなったら

歯周病で歯を失った場合は虫歯で歯をなくした場合と比べて、インプラントを入れる場合不利な点がいくつかあります。
そのひとつは、歯周病の場合、歯のまわりの骨が吸収(少なくなっている)していることです。インプラントは骨の中に埋めなければならないので、骨が吸収していれば、短いインプラントしかはいらなくなります。

インプラントは長いほうが、長期間もつ可能性が高くなりますので、そういう意味では歯周病でなくなった場合は不利になります。

歯周病で近いうち抜けそうで、ぐらぐらしている歯を決断がつかずに持っていると、後にインプラントをする上で不利になります。

歯周病患者様の状態

右半分が正常。左半分が歯周病。歯ぐきをとると、左半分の骨の高さは、右半分と比べると高くにあり骨の高さが短くなります。

インプラント、ブリッジ、入れ歯、
どれにする?

義歯

義歯のイラスト
  • 一年に0.5mm骨が、吸収する。
  • 毎日取り外しをし、清掃する必要がある。
  • 咬合力(噛む力)が、4分の1になる。
  • 発音しにくい。異物感がある。
  • 鉤歯(いれ歯のワイヤーにかかる歯)は、4年以内に、95%の確率でむし歯になる。
    また、鉤歯は時間がたつとぐらぐらに、なることが多い。
  • 安価であり、型と噛み合わせをとるだけで作れる。

ブリッジ

ブリッジのイラスト
  • 隣の健全な歯を2本以上削らなければならない。
    むし歯、歯周病のリスクが高くなる。
  • または、隣のかぶせてある歯の冠を(少なくても2本)はずさなければならない。
  • 耐用年数は、8.1年といわれている。
    (森田学らによる)2次的なむし歯などによってだめになる。
  • 近くの歯がだめになった場合ブリッジを作るために、またブリッジをはずさなくてはならない。
  • 装着感は、いい。
  • 取り外ししなくていい。
  • 支えの歯に過大な力がかかり、ぐらついたりする可能性がある。

インプラント

インプラントのイラスト
  • 咬合力は、天然歯とほぼ同じ。
  • 隣の歯を削る必要がない。
  • 近くの歯がだめになっても既存のインプラントをさわる必要がない。
    また新たにだめになった歯の部の歯槽骨にインプラントを入れればいい。
  • 10年後に正常に機能している確率は96%である。
  • 外科的処置を必要とする。
  • すべての人にできるわけではない。
  • 高額になることが多い。

インプラントVSブリッジVS入れ歯

表が一部しか見えない場合はスクロールして下さい。

インプラントのイラスト
インプラント
ブリッジのイラスト
ブリッジ
義歯のイラスト
義歯
何年もつか? 10年後90%以上の残る(100本あれば90本以上は口の中で機能している) 8年で50%が残る(半分は撤去されている) 4年で50%が残る(半分はトラブルがおき、使用されなくなっている)
噛む力 天然歯と同じ力が出る 天然歯よりやや劣る 天然歯の4分の1の力
見た目 天然歯には劣るが少数歯なら、ほとんど天然歯と変わらない 天然歯より劣る 入れ歯をとめるワイヤーが見えたりして見た目はよくない
異物感
(吐き気など)
なし ほとんどなし 異物感が大きく、吐き気などがして、入れ歯が口の中にいれれない人もいる
まわりの歯、
歯茎への影響
ほとんど影響なし 欠損部を支える歯は削られているので、むし歯になったり、過大な力が加わり、ダメになりやすい
  • ワイヤーがかかった天然歯は、4年後に95%の確率でむし歯になる
  • 欠損部の歯槽骨は1年間に0.5mmとけていく
  • ワイヤーにかかった歯は、過大な力がかかりぐらぐらになりやすい
隣接するため歯が
ダメになった時
既存のインプラントと人工歯はそのままで、何にも手を加える必要がない 既存のブリッジをはずして、より大きなブリッジを作り直さなければならない 作り直したり、歯を付け足したりしなければならない
費用 高額 保険で治療可能
(特別なもの以外)
保険で治療可能
(特別なもの以外)
その他 外科手術が必要 金属アレルギーをおこす人がいる ワイヤーは金属なので金属アレルギーをおこす人がいる

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