歯科英語
インプラント歯医者と日本人独特な英語
全般的に日本人の歯医者は、インプラント歯医者も含めて、大体は、独特な英語を使います。
医者や薬剤師の使う英語はどうか、私はどうなのか分かりませんが。
インプラントの勉強会や講演会、学会でも、演者の講演でも、書き言葉の英語でも、日本人特有の英語がよくあります。
インプラントの患者さんの性別を言う時、英語のネーティブスピーカーは、大体は、gender(ジェンダー性別)という単語を選びます。日本人の歯医者、インプラント歯医者は、もっと直接な言葉を選びます。
私は山口県で歯医者をしている時、英語を習っていました。そのときのアメリカ人の英語のネーティブの先生は、男か女かの性別、性を表すときも、簡単でだれでも知っている単語はありますが、あまりにも露骨で直接すぎるため、英語のネーティブスピーカーはその単語を使うのに、躊躇してしまいますし、恥ずかしく思ってしまうと言ってました。
その結果、その単語を使わず、日本の大学受験英語では習わないgender(中立的な語感で性別という意味)と言う単語を使うと言っていました。
私はインプラントの講演会や学会に出ることも多いですが、多くの日本人のインプラント歯医者は、直接な性を意味する単語を性別を言うときに使っています。
私も、山口県での歯医者時代は、遊ぶ友達がほぼアメリカ人、英語のネーティブスピーカーと言う環境だったためか、その感覚が身に付いてしまい、格式高いインプラントの講演会でその単語に出会うたびに、恥ずかしく顔を一人意味もなく赤らめてしまっています。
インプラントの学会や講演会で時々出てくる、日本人のインプラント歯医者独特な言い方に、患者さんが「50歳の男性」ということを表現するために、日本の多くのインプラント歯医者が用いる「50 years old male」という表現があります。これはかなり細かいことですが、日本の高校英語の文法でもアウトな表現で、名詞の形容詞的な用法の場合は複数形にしてはならず、単数にする必要があります。つまり「50 year old ,,,,,,,」が正解となり、yearsではなくyearとなります。
インプラントの格式高い(と言われている、言っている)講演会や学会でも、英語に関しては、あまり気にしないことが多いです。
確かに、インプラント治療の本質ではないのでどうでもいいことですが、英語に興味がある私としてはこれらの表現が出るたび、集中力が途切れてしまっています。