インプラントと静脈内鎮静法(IVS)
静脈内鎮静法とは 抗不安薬などを用いてそれを体内に入れて持続した鎮静状態を得るものです。
これにより、緊張、嘔吐反射、疼痛反射の有害な反応を 抑えて安全で快適な状態で インプラント手術を受けることができます。
問いかけについては、返事ができるレベルで うつらうつらした状態になり、不安感が取り除かれた状態となります。
また術後は、術中の不快な記憶も忘れることができます。
静脈内鎮静法は、こういう人に向いている
(1) 手術を楽に受けたい方
(2) インプラント手術に対して、不安や恐怖感が強い方
(3) 過去の歯科治療で気分が悪くなったことがある方
迷走神経反射や過換気発作を起こしたことがある方
(4) 心疾患 高血圧 甲状腺機能亢進症がある方 循環動態を安定させる必要がある方
(5) 嘔吐反射がある方
(6) 過換気症候群を持っておられる方
(7) 鼻閉 口呼吸の方