Dr.BLOG山本院長ドクターブログ

人工骨 骨補填材

 インプラント治療における,人工骨、骨補填材について

人工骨は、最近の歯科インプラント治療には、欠かせない材料となっています。

人工骨は、最近、日本で、歯科領域で、サイトランスグラニュールという、人工骨が、インプラント用として、はじめて認可されました。炭酸アパタイトを主成分とする材質です。九州大学の歯科医師、研究者らによって開発されたということです。本当の、つい最近認可された材料ですので、インプラント歯科医師以外の歯医者は、まだ、この製品を知らない人がおおいのではないかと思います。その評判についても、まだ、聞くことはあまりありません。

世界的に多く使用されている人工骨は、バイオ オスという人工骨です。日本では、歯周病の治療の材料として、認可されています。インプラントの講演会にいくと、このバイオ オスを使用した、インプラント治療の症例発表、などがおおいです。世界的には、かなりの人数の人が、このバイオ オスによる治療を受けているものとおもわれます。

この、バイオ オスが嫌いな歯科医師も、わりあいおられます。そういう歯科医師は、β-TCPという材料を使っています。これは、完全に工業的に作られる材料です。歯周病治療として認可されている製品があります。この材料の特徴は、早期にカラダに吸収されるということです。あまりにも早期に吸収されて、自分の骨に置き換わるのには、早すぎて間に合わないにではないかと考えているインプラント歯科医師もいます。数ヶ月後には、ほぼすべてが吸収されています。

ハイドロキシアパタイトという人工骨の材料も、以前ありました。多分、今でも、あるのではないかとおもいます。この、ハイドロキシアパタイトの人工骨は、β-TCPとは、逆に、完全に、自分の骨に置換するということはなく、ずっと、吸収せずに存在し続けます。これは、ハイドロキシアパタイトという成分状、歯科医師免許を持っている人ならだれでも想像がつく(ハイドロキシアパタイトは歯の構成成分なので)こととはおもいますが。(インプラントの話からは、少しそれますが、多くの歯科医師が、ほうれい線や、皺を無くする、めだたなくさせる、その他の美容整形分野で、ハイドロキシアパタイトを注入する方法があるという話を聞いておどろきます。歯医者的な発想では、吸収しないという点では、いいですが、もし、生体に異物と見なされたりしたら、その除去、回収は、可能なのか考えてしまいます。インプラント治療時のように、顎の骨の上で異物とみなされれば、洗い流せば除去、回収は簡単にできますが、軟組織に入り込んだら難しいと考えてしまいます、何か方法はあるのでしょけど、または、ハイドロキシアパタイトが歯科で使うものと全然 違うものなのか)

日本では、認可されていませんが、アメリカでよく使用されているものにDFDBAというものがあります。自家骨が一番いいとかんがえる歯科医師もいるなか、このDFDBAが一番、自家骨に近いものとなります。このDFDBAとは、demineralized freeze-dried bone allogousの頭文字をとったものです。つまり、ヒトの脱灰凍結乾燥骨です。つまり、アメリカの死んだヒトからつくられた顆粒状のものです。提供者を選んだり、色々な処理をされていますので、感染という可能性は、極めて低いですが、日本人的な発想としては、なかなか、受け入れることができないのではないのでしょうか。アメリカ人のインプラント歯科医師によると、このDFDBAが一番、使いがってがいいということです。

また、日本では、認可されていませんが、そして、話でしか聞いたことがないですが、人工骨で、混ぜるとすぐに固まるものがあるということです。話を聞いただけの情報しかありませんが、これ、すごく便利そうです。すぐにかたまれば、インプラントが顎の骨の中で、動くことなくしっかり固定されるということですのでインプラントの成功率はあがりそうです。これはイージーグラフトという商品名だということです。