Dr.BLOG山本院長ドクターブログ

インプラント治療期間

インプラントを入れた(骨の中に埋めこんだ)後どのぐらいの期間で、型をとって人工歯をつけれるようになるかは、 色々な要素があります。

 

骨の厚み、骨の上下的な高さ,骨の質、骨の硬さ、使用するインプラントの種類、解剖的な制約((上顎洞までの距離、下歯槽管、下歯槽神経、下歯槽動脈までの距離、全身の健康状態などを、色々な要素があります。

 

インプラントを種類による違いについてはどうでしょうか?
インプラントは チタンでできているので、すべてのインプラントは同じではないかと思っておられる方も 、多くいるのではないかと思いますが、それは全然ちがいます。インプラントの種類、インプラントメーカーのブランドにより、かなり違いがでてきます。

 

インプラントはチタンでできているとは言いますが、100%の純チタンということはありません。
100%の純チタンは強度面で問題がありますので、わずかに、強度を上げるための、物質が、含まれています。
このわずかな物質によっても、違いが出てきます。
また、チタンの表面の処理方法に、よっても全然かわってきます。現在も各インプラントメーカーは、どんな表面性状が、いいか 、よりよいものを求めて研究に一生懸命です。

 

インプラントの表面の処理には、大きく分けて2種類あります。
ハイドロキシアパタイトでコーティングされているものと、ハイドロキシアパタイトでコーティングされてないものです。天然の歯は、基本的に主成分はハイドロキシアパタイトです。したがって、インプラントの表面がハイドロキシアパタイトでコーティングされていると、骨のくっつきが極めて早くまた、強固にくっつきます。
この場合、ハイドロキシアパタイトでコーティングする技術は高度な、技術と費用がかかりますので、メーカーによる良し悪しの差が非常に影響されるということです。素晴らしい技術を持っている(特許を持っている)メーカーのものは、インプラントの治療成績も飛び抜けていいですが、悪いものは、極めて悪いです。どのインプラントを使用するかは、インプラントをする歯科医師がどれだけインプラントの材質、過去のメーカーごとの治療成績、そして歯科論文を理解する能力がどれだけあるかに影響されます。

 

また最近では、チタンの表面の酸化という問題もあり、インプラント工場でできた後、表面が、新鮮なうちに使用するといい結果がでるといことが研究でわかっています。

 

当院では、歯医者になって30年近くなる山本鉄也が、その間、色々なインプラントの講演会に参加して、日本で販売されているインプラントの種類のほとんどの勉強をしまし、その数多くのインプラントな中から、患者さんに一番合っているインプラントを使用しています。

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