Dr.BLOG山本院長ドクターブログ

インプラントの種類はどうして決められるか?

富山県口腔インプラント研究会主催の講演会が8月20日に富山県歯科医師会館で開催されました。山口県の防府市で開業されている、しまだ歯科医院の島田先生に講演をしていただきました。

 

メインは日本を代表する京セラ製のインプラントによるインプラント治療で最近、京セラが開発し発売されたインプラントです。いままでのインプラントより、骨へのくいこみが強く、初期段階での固定のチカラが優れているということです。

 

やまもと歯科医院で扱っているインプラントは、アメリカのジンマー社スプラインインプラント、ストローマンインプラント、ノーベルバイオケア社のブローネマルクシステム、そして、京セラ製インプラントなどです。その他のインプラントも扱っています。

 

では、いかにして、患者さんに使用するインプラントの種類をきめるか?

それは、個々の患者さんの顎の骨の状態、骨の硬さ、残っている顎の骨の厚み、高さ、幅、骨の弾力性、神経、血管までの距離、上顎洞の大きさ、上顎洞粘膜の厚み、全身的な状態などにより決定されます。この他にも無数のインプラントの種類を決める要素があります。

 

色々なメーカーから発売されるインプラントには、それぞれの特徴、長所や短所がありますので、一つのメーカーのインプラントですべての患者さんのインプラント治療ができるわけではありません。

それぞれのインプラントメーカーはそのインプラントだけで、すべてのインプラント治療ができるようなことをいいますが、実際に使ってみると、それぞれのインプラントをよく吟味して使った方が、成功率が高くなるということは明らかです。

従って、やまもと歯科医院では、すべての患者さんに対応できるように、つまり患者さんそれぞれにあったインプラントを使用できるようにインプラント治療を行っております。

だから、この京セラ製のインプラントも、日本で開発されたインプラントだけあって、もともと白人を措定し開発されたインプラントと違い、骨の特性を日本人、アジア人を想定して、開発されたインプラントだけあって、我々日本人にとってかなり有利なインプラントです。

やまもと歯科医院でも多くの患者に使用されており、素晴らしいインプラントのひとつです。

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